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「 春日大社 」藤原氏ゆかりの世界遺産

『 春日大社 』ってどんな神社?藤原氏の氏神を祀る歴史のある神社!

春日大社 』は、神護景雲2年(768年)に左大臣・藤原永手によって社殿が造営されたのが始まりとされ、祭神・氏神として「春日神」が祀られています。
藤原氏と言えば、中大兄皇子と力を合わせて蘇我氏を倒した藤原鎌足や、「この世は自分のためにあるようなものだ・・・」の詩で知られる藤原道長が有名です。
藤原氏は、藤原不比等(鎌足の子)の息子達(藤原四家)から院政が始まるまでの約300年間、権力(摂関政治)を持ちました。
そんな藤原氏の隆盛とともに、『春日大社』も栄えることになります。
1998年には「古都奈良の文化財」の1つとして世界遺産に登録されました。

『 春日大社 』の祭神は?「式年造替」で参拝できる国宝「御本殿」!

春日大社 』には4柱の神が祀られています。
4柱が祀られている国宝「御本殿」の中には4棟の本殿があり、それぞれに神が祀られています。

第一殿・・・武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
第二殿・・・経津主命(フツヌシノミコト)
第三殿・・・天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
第四殿・・・比売神(ヒメガミ)

「御本殿」は神聖な区域であることから、参拝客は入ることができず、写真撮影も禁止となっています。
参拝する際は、特別拝観を申し込んだ方は「中門(重要文化財)」から、一般参拝の方は「幣殿(重要文化財)」から参拝してください。
ただ、「御本殿」に入り直接参拝できる期間があります。
それが「式年造替(しきねんぞうたい)」と呼ばれる儀式の期間で、20年に1度のペースで本殿などを造り替えています。※最近の「式年造替」は2015年から2016年に行われました
「御本殿」を参拝したい方は、この期間をねらって参拝しに来ることをオススメします。

「御本殿」だけじゃない!重要文化財や建物以外の見所も紹介!

南門

「南門」は『春日大社』の正門で重要文化財に指定されています。
「一乃鳥居」から表参道を約20分歩いて見えてくるのが「南門」です。
この「南門」は『春日大社』の正門で、高さが12mもある朱色の美しい門です。
春日祭の際には勅使(天皇陛下の名代)が入る参入門となります。※春日祭の時は中に入れません

幣殿・舞殿

「南門」をくぐって正面に見えるのが重要文化財の「幣殿」と「舞殿」です。
1つの建物に見えますが、東側の2間が「幣殿」で天皇陛下のお供え物を一時的に納める場所で、西側の3間は「舞殿」で一般参拝の方が参拝する場所です。
特別参拝をする方は「南門」をくぐって右側にあります。

回廊と釣燈籠

春日大社の「本殿」や「幣殿・舞殿」は回廊で囲われています。
南回廊は「南門」を中心に東西に21m、東回廊は「影向門」を中心に南北に37m、西回廊は南北57mあり「慶賀門」「清浄門」「内侍門」が並んでいます。
そして、回廊には多くの釣燈籠があります。※春日大社全体で約3000基の燈籠がある
節分・8月14日と15日には「春日万燈籠」という行事があり、全部の燈籠に火が灯されます。
この光景は神秘的です。
他の見所はとしては、樹齢800年以上の杉「社頭の大杉」や、花が1mにも伸び地面(砂)にすれる「砂ずりの藤」も見所です。

『 春日大社 』へはどうやって行くの?参拝時間や参拝料などの料金は?

《所在地》
〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
《アクセス》

  • JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」より、奈良交通バスで「春日大社本殿」駅または「春日大社表参道」駅で下車。
  • 自家用車での来訪の方は駐車場があります

《参拝時間》
3月~10月・・・午前6時から午後5時30分
11月~2月・・・午前7時から午後5時
※特別参拝は午前9時から午後4時まで

※くわしくはhttp://www.kasugataisha.or.jp/about/basic.htmlを参照

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