ぶらり散歩で身近な日本史

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「竹林寺」四国第31番札所

 「竹林寺」とは

「竹林寺」は、聖武天皇の命によって、行基が唐の五台山(ごだいさん)になぞられて神亀元(725)年に開創されました。

切戸の文殊、安部文殊と日本三文殊の一つで、本堂(文殊堂)には平安時代後期に造られた木造の「文殊菩薩」様が御本尊様としておいでになります。
50年に一度しか開帳されない秘仏で、一生に一度見れるかどうか、それくらいありがたい仏さまです。
文殊堂、五重塔、国の重要文化財の仏像、庭園など見所も多いです。

竹林寺_foundjapan

 「竹林寺」&周辺の見どころ

撫でてご利益を授かる

インドの長者の子として生まれ、仏教に目覚めた「善財童子」は、文殊菩薩のすすめによって53人の指導者から教えを乞い修行を積んで悟りを開きました。
本堂を向いて文殊菩薩様に合掌しているかわいい善財童子像を撫でると仏様の徳を授かると言われています。

本堂の片隅においでになる賓頭盧(びんずる)尊者は「びんずるさん」と呼ばれて親しまれています。
自分の体の悪いところと同じところを撫でると病気が治ると言われています。
善財童子もびんずるさんも遠慮することなく撫でることができます。

霊験あらたかな「一言地蔵尊」

五重塔の近くにある小さなお堂に願い事を一つだけ叶えてくれるお地蔵様がお祀りされています。

一生に一度のお願いではなく、一度に一つのお願いを聞いてくれるお地蔵様なので、一度にいっぱいではなく、一つずつお願いをしてみてはいかがでしょうか。
願いが叶ったらお礼も忘れずに。

絵になる五重塔

昭和55(1980)年に再建されたものですが、高さが31メートルもあり、竹林寺のシンボル的存在です。
四国霊場では珍しく88か寺の中でも5か寺しか五重塔はありません。
秋の紅葉、春の桜、それに色鮮やかな緑と季節ごとに美しいコラボを楽しませてくれます。

竹林寺_foundjapan
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純信・お馬の悲恋は実話

「土佐のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た、よさこい」のフレーズに出てくるお坊さんは竹林寺の修行僧慶全さんと言うお話で、相手は五台山小町のお馬ちゃん。

慶全さんにはお馬ちゃん以外にも付き合っている人がいて、悩んだお馬ちゃんは先輩僧の純信さんに相談します。
相談するうちに、誠実な純信さんに魅かれていきます。
心変わりを知った慶全さんが、お馬ちゃんの気をひこうとしてかんざしを買ったのですが、心が変わることがなかったのでかんざしを買ったのが純信だと言いふらしました。
噂が広まり、駆け落ちをした二人ですが、見つかってしまい連れ戻されてしまいました。
その後二人はそれぞれの人生を歩んで行きました。

残念名所と言われる「はりまや橋」

「はりまや橋」は唄になるぐらいなので、京都の五条大橋などのような大きな橋をイメージしてしまいます。残念名所と言われる「はりまや橋」は、とても小さな橋です。

今では周りが「はりまや橋公園」として整備され、かなりわかりやすくなりました。
公園内の小さな小川にかかる朱色の欄干が目印です。よさこい節に出てくるかんざしを買った橘屋は、残念ながら今はありません。
「純信とお馬」の像も建てられています。

高知城下「三翠園」

土佐藩主山内家の下屋敷跡に建つ天然温泉のお宿です。

大きな日本庭園は、推定樹齢600年の椋の木をはじめ皐や松などが彩り、倒幕の為、大政奉還の前の年(慶応3年2月17日)に薩摩藩主、島津久光公の使者として西郷隆盛氏が土佐藩主、山内容堂公と会った「物見亭」があった歴史を感じる場所です。

ホテルとは思えない立派な門は、一瞬ためらってしまい二度見をするほどです。敷地内には、重要文化財旧山内家下屋敷長屋など歴史的建造物を見ることができます。

竹林寺_foundjapan
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 「竹林寺」へのアクセス

〒781-8125 高知県高知市五台山3577

・JR「高知駅」から車で約20分/マイクロバス遊バス「竹林寺」下車

≪オフィシャル≫

http://www.chikurinji.com/index.html

 

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