ぶらり散歩で身近な日本史

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「大和郡山城」桜の名所

京都・大阪から近く、昔ながらの日本の雰囲気を感じられることで人気の奈良県。
古くからの寺社が現存し世界遺産も多いことから、京都とセットで観光される方も沢山いらっしゃることでしょう。
そこで、観光計画に悩むあなたに”The日本”を感じることができる『大和郡山城』をおすすめしていきます。

桜の名所100選にも選出。例年の見頃は3月下旬~4月上旬

大和郡山城』は、古くから桜の名所として知られています。
1585年、豊臣秀吉の弟・秀長が移植したのが始まりとされ、後に「御殿桜」と呼ばれるようになりました。

その後も移植が繰り返され、今では堀を取り囲むように800本もの桜が植えられています。
移植が細かく行われてきたため、ソメイヨシノをはじめとする5品種の桜を楽しむことができ、長く桜を楽しめるのも魅力の1つです。

また、幻想的なライトアップも人気の理由として挙げられます。
明治時代にかがり火を焚いたことが起源といわれていて、600ものボンボリに照らされた桜は幻想的です。

毎年、桜の開花にあわせて「大和郡山お城まつり」が開催されています。
この祭りの歴史も古く、1961年に行われた法典が起源です。
屋台が数多く組まれ、日本酒を楽しむこともできます。
このお城まつりと同時期に行われる「金魚の品評会」もおすすめです。

桜が咲き誇る中、水中を優雅に泳ぐ金魚たちはとても雰囲気があります。
他にない景色を味わうなら、春がおすすめですよ。

「郡山城」最大の魅力は”転用石”を利用したユニークな石垣です。

大和郡山城』の最大の魅力は、石垣の石の種類が豊富なことです。
築城の時、周辺地域では石の生産があまり行われていませんでした。

そこで使われたのが、墓石や古くなった地蔵です。
これは「転用石」といいますが、他ではあまり見ることができません。
天守台に登ることができるので、間近に観察することができます。

世界遺産を一望

大和郡山城』には、天守閣は残されていません。
天守閣の土台、天守台が現存していますが2017年に少し手が加えられています。
歴史・雰囲気は残しつつ、安全面を配慮した天守台に生まれ変わったので以前よりも登りやすくなりました。
スロープは無いので注意が必要です。
この天守台からは、世界遺産を一望することができます。
周辺観光のシメとして訪れると、会話がはずみ楽しいかもしれませんね。
先ほど紹介したお城まつりの時期は、天守台のライトアップも行われています。

奈良県は観光に力を入れており、様々な取り組みがされているので観光しやすい県です。
郡山城にも複数のWifiスポットがあり、花見などで長時間滞在するときに重宝されています。
また、JR郡山駅東口には手荷物預かり所があり便利です。
ロッカーに入りきらない荷物も、ロッカー使用料金と同じ値段でカウンターに預けることができます。
天守閣が無いためスルーされがちな場所ですが、周辺地域も含めて歴史が詰まっているお城です。
ぜひ足を運んでみてください!

アクセス

〒639-1011 奈良県大和郡山市城内町

・近鉄橿原線「大和郡山駅」下車、徒歩10分
・西名阪自動車道「郡山IC」、または第二阪奈有料道路「宝来IC」から、いずれも6.5㌔(およそ14分)

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