ぶらり散歩で身近な日本史

「越前大野城」天空の城

「越前大野城」ってどんな城?戦国時代に築城された平山城

越前大野城」は福井県福井市大野市にあった平山城です。

築城したのは金森長近という人物で織田信長の家臣であります。
金森長近は1575年に越中一向一揆が平定されると、織田信長から越前国大野郡を与えられます。
そして、1576年に大野盆地で城郭を築き始めたのが「越前大野城」の始まりと言われています。

その後、城主として豊臣時代には長谷川秀一・青木一矩・織田秀雄が就き、江戸時代には土居氏(2代)・小栗氏・越前松平氏(3代)・土井氏(8代)が就きます。
城として、1576年の築城開始から1871年の廃藩置県までの約300年もの歴史があります。
現在の「越前大野城」は石垣・堀が現存しているほか、1968年には絵図や同時期の他の城をもとに天守が再建されています(復興天守)。
また、不明門(あかずのもん)が真乗寺の山門、鳩門が光明寺の山門として移築され現存しています。
2017年には「続日本100名城」に選ばれました。

越前大野城_foundjapan
越前大野城_foundjapan

「越前大野城」の1番の見所は1年に数回しか観られない雲海

越前大野城」の1番の見所は、なんと言っても雲海に浮かぶ”天空の城“の時の姿です。

“天空の城“と言えば兵庫県朝来市にある「竹田城」が有名ですが、こちらの「越前大野城」もその雲海に浮かぶ姿は幻想的で綺麗です。
この”天空の城”「越前大野城」は1年中観られるものではなく、10月から4月(とくに11月)の明け方から午前9時頃までの期間で、さらには毎日観られるものではありません。
観られる条件としては、「前日の湿度が高いこと」「前日と翌日明け方の気温差が大きいこと」「風が弱いこと」などです。
雲海に浮かぶ姿を観たい方は天気予報など、こまめにチェックすることをオススメします。

越前大野城_foundjapan

”天空の城”の撮影スポットへは3つのルートがある

雲海に浮かぶ「越前大野城」を観るまたは撮影するためには、越前大野城から西・約1kmにある犬山に登る必要があります。
撮影スポットまでは3つのルートがあり、それぞれ「鍬掛コース」「ほたるの里コース」「みくら清水コース」と呼ばれています。
どのルートも山を登るため(戌山城址)服装や装備など、それなりに準備は必要なので注意してください。

撮影スポットまでの所要時間は「鍬掛コース」と「ほたるの里コース」が約20分、「みくら清水コース」が約30分となっています。
多少は登山の時間がかかってしまいますが、「ほたるの里コース」と「みくら清水コース」は戌山城址を登るということあり、堀切や竪堀など歴史的に貴重な遺構が観られます。

越前大野城_foundjapan

「越前大野城」へのアクセス

福井県大野市城町3-109

JR越美北線・越前大野駅から徒歩15分。

《オフィシャル》

http://www.onocastle.net/

RELATED

PAGE TOP