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神社仏閣

「大神神社」山岳信仰

「大神神社」の創祀は神話に登場!三輪山全体がご神体となる

大神神社は奈良県桜井市にある神社で“おおみわじんじゃ”と読みます。
当社の創祀は日本神話が書かれている『古事記』や『日本書紀』に登場します。
創祀については書き方には若干違いがありますが、大国主神という神が「三輪山」という山に大物主大神(おおものぬしのおおかみ、当神社の祭神)を祀ったと書かれており、これが当神社の創祀の伝承と言われています。
大物主大神が祀られた三輪山は古くからご神体として崇められており、第10代天皇・崇神天皇の時代には国家の守護神とされていました。
ちなみに「大神神社」と呼ばれるようになったのは明治時代になってからであり、旧来は「大物主大神神社」、中世以降は「三輪明神」と呼ばれていました。
最近では上皇上皇后両陛下が1970年(皇太子、皇太子妃時代)と2014年(即位後)に参拝しに来ました。

「大神神社」は山岳信仰が残る!三輪山の磐座

日本最古の神社の1つである大神神社には、三輪山をご神体とする山岳信仰が残っています。
山中にある一木一草すべてに神が宿ると言われていて、昔は禁足地として入山が厳しく制限されていました。
ただ、近代になると信者の方々からの要望もあり、現在では届け出や登拝料を納めれば登拝できるようになりました。
受付は当神社の摂社(本社に属しその祭神と縁の深い神を祀った社)である「狭井神社」にあり、山内には岩を信仰する磐座(いわくら)と呼ばれる岩があります。
なお、山内では撮影禁止や飲食禁止(水分補給はできる)など規則があるのでホームページを見てください。

「大神神社」にはどんな建造物がある?国の重要文化財もある

国の史跡に指定されている境内には重要文化財に指定されている建造物など多数の建造物があります。

重要文化財に指定されている建造物は「拝殿」と「三つ鳥居」。
「拝殿」は1664年に第4代将軍・徳川家綱により再建されたもので、ご神体の三輪山を拝む場所となっています。
「三つ鳥居」は1883年に造営されたもので、三輪山と拝殿を区切る場所に立っています。
本殿にかわるものとして神聖視されてきました。当神社には三輪山がご神体であるため「本殿」はありません。
他にも当神社の摂社や末社が多数あるのでそちらの方にも参拝しに行ってください。

「大神神社」へのアクセス

〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422

JR西日本桜井線「三輪駅」から徒歩5分

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