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清水寺 京都と言えば「清水の舞台」世界文化遺産

清水寺 は京都市東山区にある日本を代表する寺院の一つで、世界文化遺産にも登録されています。鳥居から境内に入ると、石畳の参道を進むと、目の前に本堂が現れます。本堂の前には、清水の舞台と呼ばれる高さ13メートルの懸造りの舞台があり、春には桜、秋には紅葉とともに風情がある景観となっています。また、清水の舞台からは京都市内を一望することができます。境内には多数の文化財や国宝が保管されており、その中でも六角堂や三門は特に有名です。さらに、夜間特別拝観も行われており、幻想的なライトアップが見られます。

清水寺 世界文化遺産一番の魅力はシンボルの「清水の舞台」

清水寺』の一番の魅力といえば「清水の舞台」と呼ばれている国宝の本堂です。

この本堂は山の斜面に建てられているため、せり出ている部分を長さ12メートルのケヤキの柱(139本)で支えています。このような作りを掛造(かけづくり)と言いますが、なんと、釘を一本も使っていません。

本堂には本尊として「千手観音」が秘仏(非公開の仏像)として安置されています。
普段は見ることはできませんが33年に1度だけ御開帳されるので、みたい方はこの期を狙って見に行くのもいいかもしれませんね。

清水寺 は本堂以外にも魅力的な建造物がたくさんある

国宝である本堂に加え、『清水寺』には重要文化財がたくさんあります。

まずは、参拝者を迎えてくれる「仁王門」です。
この仁王門は応仁の乱の際に1度焼失してしまいますが、16世紀前半の再建と2003年の修理によって建築当時の美しい朱色の門が見られます。

次は「西門」です。
江戸時代に再建されたもので美しい朱色の門です。西門から振り返って西を見たときに見える日没は格別です。

そして、重要文化財ではありませんが蝦夷(えみし)の族長アテルイの「アテルイ モレの碑」も地味にオススメスポットです。

清水寺へはどうやって行けばいいの?清水寺へのアクセス

音羽山清水寺
〒605-0862 京都市東山区清水1丁目294

《JR京都駅 から》

  • 市バス(206系統)「北大路バスターミナル」行き乗車「五条坂」下車 徒歩10分
  • 市バス(100系統)「清水寺」・「銀閣寺」行き乗車「五条坂」下車 徒歩10分
  • 京都バス(18系統、土・祝日のみ)「大原」行き乗車「五条坂」下車 徒歩10分

《阪急電鉄 河原町駅、京阪電鉄 祇園四条駅 から》

  • 市バス(207系統)「東福寺」・「九条車庫」行き乗車「清水道」下車 徒歩10分

《京阪電鉄 七条駅から》

  • 市バス(206系統)「北大路バスターミナル」行き乗車「五条坂」下車 徒歩10分
  • 市バス(100系統)「清水寺」・「銀閣寺」行き乗車「五条坂」下車 徒歩10分

清水寺 は何時から何時まで拝観できるの?拝観料はどのくらい?

拝観時間
基本的には朝の6時から夜の18時までとなっています。
ただ、夏には18時半まで拝観できる期間もあります。

さらに清水寺には夜間も拝観できる「夜間特別拝観」というのもあり、受付に申し出れば21時まで拝観できます。
「夜間特別拝観」は年度によって変わるので、夜間に見に行きたい方はホームページを見ることをオススメします。

清水寺』まで続くメインストリート「清水寺参道」にはお土産屋さんが立ち並んでいるので、いろいろな楽しみが待っています。

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