ぶらり散歩で身近な日本史

神社仏閣

「御髪神社」髪の神様

古くから髪は「女の命」と言われていますが、男性も命とまでは言わないものの大事であることに変わりはありません。
御髪(みかみ)神社は、小倉百人一首に詠まれている京都嵯峨野の小倉山にあります。そばには、深い森の亀山天皇御陵と小倉池があり、少し奥にあるので見落としてしまいそうですが、池の辺りにのぼりが立っているので目印になります。
最寄り駅は「トロッコ嵐山駅」ですが、JR嵐山駅から竹林を抜けて歩くルートがおすすめです。

御祭神は「髪結い職(理美容業)の祖」

亀山天皇の時代に、藤原鎌足の末裔で、皇居の宝物守護をしていた「北小路左衛尉藤原基春」卿の三男として「藤原采女亮政之(ふじわらうねめのしょうまさゆき)」公は生まれました。
文永年間、基春卿は紛失した宝刀「九王丸」を探すために下関に家を構えました。
その間の生活費のために政之公は庄屋さんの女性たちの髪を結ったのが「髪結い職」の始まりとされています。

「髪」すなわち「神」に通ずるとして縁の深い亀山天皇御陵地の小倉山山麓に建立され、政之公の御神像を御本尊としてお祀りしています。
理・美容業界や理・美容師を目指す学生さんだけではなく、髪にまつわる人々が多く訪れます。

ここならではの「御髪献納」をしてみませんか

自分の髪の毛を、専用の献髪バサミで切り献納袋に入れて、祈願します。
授与所で基本的には毎日受付をしてくれます。献納した髪は、後日境内にある髪塚(下は空洞になっています)に納められます。
髪より受ける恩恵に感謝して、毎年「御大祭日」には業祖感謝祭と髪供養が行われ、練習などに利用したカツラの供養など、多くの髪に携わる人が参列します。

「御髪神社」ならでは!?ユニークでかわいい御守りが揃っています

櫛やハサミの形をしたユニークで可愛くて個性的な御守りが揃っています。
房房(ふさふさ)御守」は、ここの神社ならではのネーミングです。
理容師さんや美容師さんの資格取得のための合格祈願の御守りもあり、遠方等の理由で参拝できない人のために、郵送で御守りを送ってくれるうれしいサービスもあります。

ちょっと贅沢?人力車で”嵯峨野散策”

人力車は、歩いている目線より高いので、違う景色のように感じてしまいます。
嵯峨野の竹林は人気スポットで人も多いですが、人力車専用の道があるので人が多くても大丈夫。”SNS映え”間違えなしです。

地元に精通している俥夫(しゃふ)さんがおもしろおかしく、わかりやすくガイドをしてくれるので、知らなかったことや新しい発見もあるかもしれません。
おすすめグルメや穴場スポットを聞いて見てはいかがでしょうか。
基本の金額と時間はありますが、「時間がないけど、乗ってみたい。」など相談をすれば対応してくれることもあります。

京都と言えば「お豆腐」

お豆腐には、大きく分けて絹ごし豆腐、木綿豆腐、関西だけかもしれませんが絹ごし豆腐と木綿豆腐の中間ぐらいの「嵯峨豆腐」があります。
湯豆腐には、柔らかくもなく、さほど固くもない嵯峨豆腐がちょうどいいです。

嵐山や嵯峨野には、お豆腐を食べさせくれるお店が多く、夏は冷奴、冬は湯豆腐を、一度味わってみてはいかがでしょうか。

アクセス

〒616-8394 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10-2

・JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」より徒歩約15分
・嵯峨観光鉄道「トロッコ嵐山駅」下車、駅前
・嵐電嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約8分
・阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約20分

《公式サイト》

http://mikami-jinja.sakura.ne.jp/

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