籠神社 天照大御神様、豊受大神様は、最初から伊勢にお祀りしたわけではなく、今の伊勢にお祀りされるまでにお祀りされていた宮と言うことで「元伊勢」と呼ばれています。
元伊勢と呼ばれる神社はいくつかありますが、その中でも最高の社格と由緒ある古社です。
本殿正面にある伊勢神宮と籠神社(このじんじゃ)にしか祀ることがゆるされていない五色の座玉(すえたま)は、格式の高さを物語っています。
はるか昔から奥宮の地「眞名井原」の匏宮(よさのみや)に豊受大神様をお祀りしていたご縁で天照大御神様を倭国笠縫邑からお迎えし、吉佐宮(よさのみや)の宮で四年の間ご一緒にお祀りしていました。
その後、天照大御神様は内宮へ、豊受大神様は外宮へと行かれました。
伊勢神宮内宮の元宮、外宮の元宮と言うことで「元伊勢」と呼ばれています。
籠神社 は新たに神様をお迎えして名前も改めました
天照大御神様と豊受大神様が伊勢にお遷りの後、本宮を奥宮眞名井神社(吉佐宮)から、社名も籠神社と改めて今の場所に、海の奥宮、冠島に降臨され、丹後・丹波地方に養蚕や稲作を広めた「彦火明命(ひこあかりのみこと)」様を主祭神としてお祀りしています。
今も匏(よさの)宮と吉佐宮の名は、地名の与謝郡や与謝の海となって残っています。
籠神社 の広い境内には、パワースポットもいっぱい
丹後の国一の宮です。拝殿から奥宮眞名井神社まで天照大御神様をお祀りしている磐座(いわくら)西座をはじめいくつもの摂社があり御神徳も様々です。
のんびりとパワーをいただきに行ってみてはいかがでしょうか。地下を流れる水の音を聞くことのできる水琴窟からのなんとも穏やかな音色には和んでしまいます。
籠神社 で風をきってモーターボートでお詣りなんていかがですか
車の駐車場はありますが、阿蘇海を眺めながらの国道ルートになるので、それなりに時間がかかります。
天橋立駅の向かい側になるので、松林をのんびり散策しながら、レンタサイクルで行く方法もあります。
遊覧船もありますが、モーターボートが断然早いです。
時間も不定期でお客さんがいれば運行してくれるので、ちょっとした海のタクシーです。
レンタサイクルで行って、モーターボートで帰ってくるプランもあるので、観光客にはうれしいサービスです。
籠神社神話「天の浮橋」を訪ねてみませんか。
諸説ありますが、天にいた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)様が奥宮眞名井神社にいる伊邪那美命(いざなみのみこと)様のところへ通うための梯子が天橋立とも言われていて、伊弉諾尊様が寝ている間に梯子が外れて今の天橋立になったそうです。
この神話から今は、良縁成就のパワースポットとして有名です。
天橋立を上から眺められる「傘松公園」へ
成相山の中腹にある公園で、天橋立が昇り龍のように見えるので、「昇龍観」と呼ばれている展望台があります。
股の間から天橋立をのぞく「股のぞき」発祥の地です。ロープウェイで登ることができるので、楽ちんです。
向かい側の展望施設「天橋立ビューランド」からの眺めと比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。
籠神社 (この)へのアクセス
《所在地》
〒629-2242 京都府宮津市大垣430
《アクセス》
・京都丹後鉄道「天橋立駅」から徒歩5分(天橋立桟橋へ)
・丹後海陸交通天橋立桟橋から船で12分(遊覧船で一の宮桟橋へ)
・丹後海陸交通一の宮桟橋から徒歩5分
籠神社 (この)の公式サイト
籠神社 (この)の公式サイトは こちら