土佐は「修行の道場」と言われ、若き日の弘法大師様が修行をしたという場所がいくつもあり、土佐の国は24番札所から始まります。
国道55号線はキラキラ光る太平洋を見ながら高知市内まで行くことができます。
台風が多く通ることでも有名な場所です。
走っていると大きな「青年大師像」が見えてきたら後少しです。
目印としては最高ですが、『 最御崎寺 』は、まだ先になるので間違わないように。
国定公園の中にある自然豊かなお寺『 最御崎寺 』を訪ねてみませんか
美しい海と目にやさしい緑の木々、南国を思わせる室戸阿南国定公園の中にあり、室戸岬の東西で対峙していることから「東寺」と呼ばれているのが『 最御崎寺 』で、御本尊様は「虚空蔵菩薩」様です。
境内にある斑レイ岩の「鐘石」は、響く音が冥土まで届くと言われていて、石なのに叩くと鐘のような音がします。
土佐藩二代目藩主山内忠義公が寄進した「鐘楼堂」などがあり、明治の初め頃までは、女人禁制でした。
弘法大師様が修行した御厨人窟(みくろど)を訪ねてみませんか
792(延暦11)年今から約1200年前の平安時代、19歳の頃に室戸岬の突端にあり、黒潮の波によって海食された岩と波が岩にあたる音の中、洞窟の樹下で修行を行っていた時の住居として使われていたと伝えられています。
空と海が一体となり襲い来る姿や穏やかで美しい姿に感銘を受けたことで「空海」と名前をつけたそうです。
「御厨人窟の波音」は、環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれました。
お遍路さんにうれしいリーズナブルなお宿があります
『 最御崎寺 』に「遍路センター」があります。ここでもお遍路グッズやちょこっとしたお土産も売っています。
宿泊施設はリーズナブルな価格なのに食事もついて浴場もあります。疲れた体を癒すには手足を伸ばせるお風呂が一番です。
団体さんも利用することがあるので、賑やかな時もありますが、出会いも旅の楽しみと思うのもいいのではないでしょうか。
青い空と海と白亜の灯台、絵になる風景です。
明治32年に室戸岬の先端の標高151メートルの山頂に建てられました。レンズは日本最大級の大きさで直径2メートル60センチメートルあります。
今も行きかう船の安全を照らして続け、水先案内人の役目を果たしています。
太平洋を眺められる道の駅「キラメッセ室戸」へようこそ
国道55線沿いにあるキラキラ光る太平洋が広がる地球が丸いことを実感できる場所の一つです。
地元で獲れる新鮮なお魚やなかなか食べることができない鯨料理などを味わえるお食事処「鯨の郷」や、朝採れの新鮮なお野菜などの直売所「楽市」、デジタル技術などでクジラと共に生きてきた室戸の歩みを紹介しているクジラ漁の資料館「鯨館」、売店もあるのでお土産を買うこともできます。
休憩する場所も少ないので、ここでちょっと一服するのもいいのではないでしょうか。
海洋深層水をお土産にいかがでしょうか。
今はスーパーでも買えるようになった海洋深層水ですが、室戸で開発研究が進められました。
海洋深層水を使った色々な商品もあり、お土産に最適です。
きれいなブルーの瓶に入った日本酒や焼酎は、やさしい飲み口でおすすめです。
最御崎寺 へのアクセス
《住所》
〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町4058-1
『最御崎寺遍路センター』
《交通アクセス》
・東部高知県交通バス「室戸岬スカイライン入口」下車、徒歩20分
《駐車場》
・あり(20台…宿泊者のみ無料)
《①チェックイン②チェックアウト》
①15:00(最終チェックイン20:00)
②10:00
最御崎寺 の公式サイト
お出かけの際には必ず公式サイトを確認してください。
公式サイトは こちら