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「 鈴虫寺 」参拝待ちが出る

京都の西京区にある妙徳山の華厳寺は、通称『 鈴虫寺 』とも呼ばれいます。
阪急嵐山線松尾大社駅から徒歩20分。Rや近鉄、京阪電車で最寄りの駅下車後さらに京都バスを乗車して到着と、かなり立地的には不便な場所にあります。にもかかわらず、週末には多くの参拝客で賑わっており説法を聴くのに待ち時間がでるほどの人気のお寺なんです。

鈴虫寺 は何故そんなに人気のお寺なのか?

鈴虫寺 』へ参詣にくる人の楽しみのひとつにあるのがお坊さんの説法です。
順番に書院に入り、院内に鳴り響く鈴虫の音色をBGMに「説法」を聞く時間をもうけられているのですが、堅苦しいイメージとは違い、とても楽しくお話を聞くことが出来ます。
またその際にお茶とお菓子を用意されていて、至れり尽くせりな参拝になっています。
何でも禅宗の教えの一つでにあります「茶礼」に基づいた考えのもとこの一息つきながら説法を聴くというスタイルとなったようです。

 

どうして秋だけじゃないの!?不思議空間。一年中鳴き続ける鈴虫の声

しかし妙徳山華厳寺という正式な名称があるにも関わらず、なぜ”鈴虫寺”の異名が世に浸透していったのでしょうか?
その理由は、季節を問わず一年中鈴虫の泣き声を聞くことが出来るこのお寺にありました。
説法を聞くために通されます書院に足を運ぶ事で納得できます。
なんと部屋の中にはガラス張りの木箱がずらりと並んでおり、その木箱の中よりきれいな鳴き声でなく鈴虫が飼育されているのです。
研究を重ねてたどり着いた温度や明るさを調節し管理することでいつでも鈴虫の音色を耳にすることが出来るのです。

あなたの元へひとつだけ願い事を叶えてくれる草鞋をはいたお地蔵さん

そして、『 鈴虫寺 』の醍醐味の1つとして草鞋を履いたお地蔵さまがあります。
本来の名前を「幸福地蔵菩薩」と言い、右手に錫杖(しゃくじょう)と左手には宝珠(ほうじゅ)持ち、日本で唯一草鞋を履いているお地蔵さまがさん山門脇に立たれているのです。
よく見かける仏様って、はだしですよね?

何故ここのお地蔵さまは草鞋を履いているのか。
これは幸福お地蔵様が参拝に来た方の願いをお家の所まで足を運び願いを叶えに歩いて向かわれるからと言われています。
もしかしたら、睡眠中に夢の中でお地蔵さまに出会うかもしれませんね。

欲張りはダメ!本当に叶えたい願い事を1つだけお願いしに行こう♪

願いを叶えてくれると耳にすると、あれこれとついつい欲が出てきてしまいそうですがここでは1つに絞ってください。
そしてお願いをするときはきちんと住所を唱え名前をお地蔵様に伝えること!これがとても重要ポイントです。
こちらのお地蔵様はあなたの家まで訪ねてきてくださり願いを叶えます。
間違った住所や名前を唱え忘れてしまったら、お地蔵様が迷子になり迷いに迷って絞った願い事1つも叶える事が出来なくなりますよ!

鈴虫寺 へのアクセス

妙徳山華厳寺
所在地
〒615-8294 京都府京都市西京区松室地家町31

・JR「京都駅」から市・京都バスでおよそ60分
・阪急嵐山線「松尾駅」から徒歩15分

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