熱田神宮 は、愛知県名古屋市にある神社で、日本の最古の神社の一つとして知られています。主祭神は、豊受大神であり、商売繁盛、安産や子育て、学問の神として信仰されています。特に「縁結びの神様」としても有名です。境内には、様々な神社や社殿があり、国宝に指定された「熱田大宮司造営」と呼ばれる建物も見どころの一つです。毎年、春には「熱田祭」というお祭りが行われ、多くの参拝客や観光客が訪れます。熱田神宮は、名古屋を代表する観光スポットの一つであり、古代から伝わる日本の文化や信仰を感じることができます。
熱田神宮 ってどんな神社?三種の神器の1つ「草薙剣」を祀る!
2019年5月1日、日本は新天皇の即位に伴い元号が「平成」から「令和」に変わりました。
新天皇が即位した5月1日は、「剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)」という儀式が行われ、天皇家に代々伝わる「三種の神器」が継承されました。
「三種の神器」とは、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)の3つの宝物のことです。
そして、「三種の神器」の1つである草薙剣を神体とする熱田大神を主祭神としているのが、この『熱田神宮』です。
※「剣璽等承継の儀」の際の草薙神剣と八咫鏡は実物ではなく、形式(かたしろ)と呼ばれる神霊を宿したレプリカです。
また、『熱田神宮』には「天照大御神」「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」・「日本武尊(やまとたけるのみこと)」・「宮簀媛命(みやすひめのみこと)」・「建稲種尊(たけいなだねのみこと)」の5柱が祀られています。
熱田神宮 には「例祭」など約60の祭事があり初詣にもオススメ!
創祀から1900年経った『熱田神宮』では、1ヶ月に1回は祭事が行われています。
とくに、6月5日に行われる「例祭」は『熱田神宮』の中では最大の祭事で、「熱田祭り」とも呼ばれています。
「例祭」には天皇陛下の勅使(ちょくし、使い)が参加し弊物を奉納します。
また、花火大会や弓道・柔道・剣道などの大会が行われ、約25万人もの市民が参拝または参加しにきます。
他にも、1月1日には「歳旦祭」と呼ばれている初詣が行われます。
その他の祭事については『熱田神宮』のホームページを見てみてください。
熱田神宮 へはどうやって行けばいいの?拝観料や拝観時間は?
《所在地》
〒456-0031 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
《営業時間》
9:00~16:30(境内自由、宝物館の入館は16:10まで)
《拝観料》
基本的には無料です。(宝物館、特別展は別途)
宝物館の拝観料は大人が300円、小中学生は150円です。
《アクセス》
◎東京方面・・・「東京」駅からJR東海道新幹線(のぞみ)で「名古屋」駅下車
名鉄名古屋本線に乗り換え「名鉄名古屋」駅から「神宮前」駅で下車し徒歩3分
◎大阪方面・・・「新大阪」駅からJR東海道新幹線(のぞみ)で「名古屋」駅下車
名鉄名古屋本線に乗り換え「名鉄名古屋」駅から「神宮前」駅で下車し徒歩3分
『熱田神宮』には、ここでは紹介できなかった見所がたくさんあります。
また、誰もが知っている戦国武将・織田信長が、今川義元を破った桶狭間の戦いの直前に『熱田神宮』に陣取ったという、歴史的に見ても重要な神社でもあります。
是非一度『熱田神宮』に足を運んでみてください。