貴船神社 古より現代に至るまで京の都の守り神である貴布禰総本宮
御利益
運気隆昌・えんむすび・諸願成就
御祭神
本宮
高龗神(たかおかみのかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神
水の供給を司る神
結社
磐長姫命(いわながひめのみこと)
木花聞耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫
えんむすびの神
奥宮
高龗神
一説には闇龗神(くらおかみのかみ)とも伝わる
航海の安全を守る神である船玉神(ふなだまのかみ)としても信仰が篤い
御由緒
鴨川の水源池にあたり、水の供給を司る神様を祀っています。
創建年代不詳ながら、伝説によると神武天皇の皇母にあたる玉依姫命が貴船に乗って大阪湾から淀川、鴨川を遡り、現在の奥宮の地に至り、水神を祀ったのが創建と伝わります。
平安時代の女流歌人・和泉式部が参詣し、心変わりした夫との復縁祈願が成就したことから、えんむすびの神としても篤い信仰を集めています。
特記すべきは歴代朝廷(現在の皇室)の尊信です。日照りや長雨、凶作や疫病などの国事多難克服ために、必ず勅使を遣わされ、祈願されたことが数百回にも及んだと伝わります。
京の水のみなもとである貴船に、現代も伝わる水に関する格言とは?
水六訓
1.水は尊し
2.水は美し
3.水は清し
4.水は強し
5.水は恐し
6.水は深し
格言水五題
1.自ら活動して他を働かしむるは水なり
2.常に自ら進路を求めて止まざるは水なり
3.自ら清くして他の汚水を洗い清濁併せ容るるの量あるは水なり
4.障害に逢い激しくその勢力を百倍するは水なり
5.洋々として大洋を充たし、発して蒸気となり雲となり雪と変し霰と化し凝っては玲瓏(れいろう)たる鏡となる、而(しか)もその性を失わざるは水なり
えんむすびを本気で願う乙女が選ぶ観光スポットを紹介
中宮・結社
えんむすびの神である磐長姫命が祀ってあるお社です。
男女間の縁だけではなく、人と人のあらゆる縁を結んでくれると思います。
相性の大杉
樹齢1000年の名木です。
同じ根からうえた2本の杉の大木がぴったりと寄り添っていることから「夫婦の円満の象徴」として人々に信仰されています。
貴船神社 へのアクセス
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
℡(075)741-2016
《拝観時間》
6:00~20:00(5/1~11/30)
6:00~18:00(12/1~4/30)
京都駅より地下鉄烏丸線「国際会館駅」行き乗車「国際会館駅」下車
京都バス(52系統)「鞍馬温泉」行き乗車「貴船口」下車
京都バス(33系統)「貴船」行き乗換「貴船」下車、徒歩5分
叡電電車「鞍馬行き」乗車「貴船口」下車
京都バス(33系統)乗換「貴船」下車、徒歩5分