『 北野天満宮 』ってどんな神社?祭神は学問の神・菅原道真公
『 北野天満宮 』は京都市上京区にある神社で、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮とともに、全国にある天満宮の総本社です。
御祭神は学問の神様として知られる菅原道真で、現在にかけて「北野さん」「天神さん」と呼ばれ親しまれています。
菅原道真は朝廷の忠臣でしたが政敵・藤原氏の罠によって901年に左遷され2年後の903年に九州の太宰府で亡くなってしまいます。
菅原道真の死後、朝廷では落雷などの災害が続いたことから、道真の祟りと思われるようになります。
すると、祟りを恐れた朝廷は道真没後20年目の時に左遷の撤回と官位の復位を決め、947年に朝廷の命で道真公を祀る社殿が建てられました。
菅原道真公は、以後、学業成就や武芸上達の神として祈られるようになり、現在も多くの方から親しまれています。
『 北野天満宮 』のおすすめスポットは?数多くある国宝や重要文化財!
1番のおすすめスポットは国宝の「社殿」です。
この「社殿」には菅原道真公が祀られていて、本殿ならびに拝殿・石の間・楽の間をつないだ日本最古の権現造り(神社建築の1つ)となっています。
現在の「社殿」は1607年に建築されたもので、安土桃山時代の美しい装飾となっています。
他にも、重要文化財に指定されている「三光門」、「後門」、「東門」などの門です。
とくに、社殿の手前に建つ「三光門」は北野天満宮のシンボル的な建築となっています。
三光とは、日・月・星の意味を持っていますが、星が彫刻されていないと言われています。これは、北野の七不思議の1つ「星欠け三光門」として有名で、平安京の太極殿から見ると、この門の上に北極星が見えることから、星だけが彫刻されていないといわれています。
建物以外のスポットとしては、頭を撫でると頭が良くなるという「撫で牛」や社殿の前にある梅の木と松の木なども見所です。
北野天満宮 へのアクセス
《所在地》
京都府京都市上京区馬喰町
- バス
・JR京都駅より市バス(50系統、101系統)
・京阪出町柳駅より市バス(102系統、203系統)
・阪急大宮駅より市バス(55系統)
北野天満宮 の駐車場情報
公式サイト
お出かけの際には必ず公式サイトを確認してください。
公式サイトは こちら