十円玉に刻印されている鳳凰堂、あるいは一万円札に印刷されている鳳凰でおなじみの平等院です。
京都に観光へ来た方が多数訪れているであろう超有名な寺院ですね。
平等院鳳凰堂 世界文化遺産の魅力
平等院といえば、真っ先に思いつくのが「鳳凰堂」ですね!あの独特のたたずまいと正面の池の水面に移る景色は絶景です。
お堂は極楽浄土の宮殿をイメージして建てられています。
堂内には、平安時代を代表する仏師「定朝」の作とされる本尊阿弥陀如来坐像をはじめ数々の平安美術の傑作があります。
境内には平等院ミュージアム凰翔館(いわゆる宝物殿)があり、国宝の梵鐘や雲中供養菩薩像、鳳凰その他の出土品が展示されています。
同じく境内には、宇治周辺の特産品で有名な「宇治茶」を味わえる「茶房 藤花」があります。
平等院境内には、史跡・名勝として登録されている庭園があり、春の時期には桜が開花して美しい姿を見せます。
いくつかのお堂もありますので、風景を鑑賞しながらゆっくりと時間をかけて回るのがおすすめです。
「茶房・藤花」でお茶をいただきながらのんびり回ると2時間は過ごせますよ!
「平等院鳳凰堂」の情報
「平等院鳳凰堂」へのアクセス
(🚋で訪れる場合)
京阪宇治線の終着である宇治駅から徒歩10分ほどで着きます。駅前ロータリー右手の宇治橋を信号わたってまっすぐ進みます。
信号を左折して茶屋街を通って看板に従って進んでください。
JR奈良線の宇治駅(快速停車)から徒歩15分ほどで着きます。駅前ロータリーの信号を渡って少し狭い道をまっすぐ進んでください。
宇治商店街に入るので角を左折すると、茶屋街につきます。そこからは看板に従って進んでください。
(🚙で訪れる場合)
お車での来訪はお勧めしません。なぜかといいますと、公式の駐車場がないのです。
あるのは近隣のコインパーキングと個人商店の駐車場のみで、観光バスもそこに駐車しています。
特に繁忙期は駐車場を探す車で混雑しますので、お車での来訪は辞めておくほうがいいでしょう。(近隣の道路は、幹線道路でもありますので年中を通して渋滞気味です)
「平等院鳳凰堂」拝観時間と拝観料
庭園は8時半~17時半、平等院ミュージアム凰翔館は9時~17時までとなっております。
庭園と平等院ミュージアム鳳翔館の拝観料は、大人600円/中高生400円/小学生300円となっております。
25名以上の団体はそれぞれ100円の割引となります。
京都市観光協会の修学旅行パスポートを持参すると拝観料が割引となります。
鳳凰堂内部拝観
9時半~16時10分までとなっています。(20分ごとの毎回50名までの定員制)
受け付けは9時から先着順ですので、あまり遅い時間だと拝観できない可能性があります。
拝観料は300円となっております。(割引なし)
ただし、2019年5月13日~11月15日まで鳳凰堂内の修理のため拝観できません。